イミダゾールペプチドの副作用
イミダゾールペプチドの副作用
イミダゾールペプチドには、副作用はあるのでしょうか?
最近、話題の栄養成分であるイミダゾールペプチドですが、
健康や体調不良の改善ために摂取してみようかなと思っている方は多いでしょう。
しかし中には、副作用はどうなんだろうかと懸念されてる方もいると思います。
イミダゾールペプチドは食品なので、基本的には副作用はありません。
ただし、安全性は高いとはいえ、何事も適度な摂取量というものがあります。
◆イミダゾールペプチドの成分の過剰摂取による副作用の可能性
イミダゾールペプチドといわれる成分は大きく分けて3種類あり、
アンセリンやカルノシン、バレニンなどがこれに含まれます。
@アンセリン
現時点において、アンセリンの投与・服用などで
副作用や有害的な症状が発生したという報告はありません。
アンセリンを摂取すると、体内において解されてアミノ酸となり、
そして骨格筋内でカルノシンへと合成されます。
また、必要量以上のカルノシンの再合成しないとされ
過剰にアンセリンを摂取しても排出されるようになっています。
Aカルノシン
現時点において、カルノシンの投与・服用などで
副作用や有害的な症状が発生したという報告はありません。
しかし、多量投与により胃に不快感が生じる可能性があると
一例だけ報告がありましたが、あくまで過剰摂取の場合です。
Bバレニン
現時点において、バレニンの投与・服用などで
副作用や有害的な症状が発生したという報告はありません。
しかし、過剰摂取による体調不良はありえますので、
適切な摂取方法で、摂取量を守るようにすれば、まったく心配ありません。
◆イミダゾールペプチドの過剰摂取による副作用の可能性
食品でイミダゾールペプチドを摂取するような場合、
ありえないほどの過剰摂取する心配は無いと思います。
ただし、サプリメントでの摂取の場合は、
食品よりも含有量の割合が多いため、過剰摂取になりやすいといえます。
ただし、イミダゾールペプチドを、一日の推奨摂取量の
約3〜4倍ほど摂取しても問題ないという結果がでているそうです。
しかし、その結果を鵜呑みにせず、摂取量を守ることが重要です。
また、サプリメントでの摂取の場合、食品と違って、
添加物などが含まれていることから、アレルギー性の症状がでる恐れがあります。
基本的に、食品におけるアレルギー症状の場合、
ほぼ、摂取したその日から翌日にかけて体に症状がでます。
イミダゾールペプチドのサプリメントを摂取して、体調不良がでた場合、
食品や添加物によるアレルギーの可能性がありますので、
摂取をやめるか、商品自体を変える必要があります。
◆主なアレルギー症状
皮膚 : じんましん、かゆみ、赤み、湿疹
粘膜 : まぶたの腫れ、唇の腫れ
口の中 :喉のイガイガ感、気道が腫れて狭くなる
呼吸器 :くしゃみ、咳、呼吸音、呼吸が荒くなる
消化器 :腹痛、吐き気、嘔吐、下痢