イミダゾールペプチドと食品
イミダゾールペプチドは食品に含まれている成分なので、
サプリメントだけでなく、食品からも摂取することができます。
では、どんな食品にイミダゾールペプチドが多く含まれているのでしょうか。
◆鶏肉
イミダゾールペプチドの中でも、
鶏肉には、このカルノシンが多く含まれていることが分かっています。
特に鶏肉の胸肉にイミダゾールペプチド多く含まれています。
カルノシンは持久力のパフォーマンスの向上や、瞬発力の向上も期待できます。
また、以下のような効果・効能があります。
・抗酸化作用
・心臓病の予防
・統合失調症の改善
・アンチエイジング
◆マグロやカツオ
イミダゾールペプチドの中でも、
マグロやカツオには、このアンセリンが多く含まれていることが分かっています。
特に、尾びれにイミダゾールペプチドが多く含まれています。
アンセリンは持久力の向上や、運動能力のの向上が期待できます。
また、以下のような効果・効能があります。
・抗疲労効果
・抗酸化作用
・血圧降下作用
・抗炎症作用
・尿酸値降下作用
◆クジラ
イミダゾールペプチドの中でも、
クジラには、このバレニンが多く含まれていることが分かっています。
バレニンは、乳酸の蓄積を抑制し、持久力の向上が期待できます。
また、以下のような効果・効能があります。
・抗疲労効果
・抗酸化作用
・脂肪燃焼させる効果
・自律神経を調整。
・認知症の予防
◆牛肉や豚肉
イミダゾールペプチドの中でも、
牛肉や豚肉には、このバレニンが多く含まれていることが分かっています。
カルノシンは持久力のパフォーマンスの向上や、瞬発力の向上も期待できます。
また、以下のような効果・効能があります。
・抗酸化作用
・心臓病の予防
・統合失調症の改善
・アンチエイジング
◆羊
イミダゾールペプチドの中でも、
羊には、このカルノシンとアンセリンが同等の割合で含まれています。
つまりは、カルノシンとアンセリンの両方の効果・効能が期待できます。
◆調理方法
イミダゾールペプチドは熱に強い成分なので、
煮る、焼く、蒸す、揚げるなど、どんな調理法でも良いとされています。
特に、イミダゾールペプチドを効率良く吸収できる調理法は「煮る」ことです。
上記の食品を煮込んで、スープごと食べるのが最も良いとされています。