イミダゾールペプチドと高血圧

イミダゾールペプチドと高血圧

イミダゾールペプチドと高血圧

イミダゾールペプチドと高血圧

イミダゾールペプチドは、高血圧の予防や改善に効果・効能が期待されています。

 

 

ちなみに高血圧とは、血管内の血管壁にかかる血液の圧力が
日常的に高い状態が常に続いていることです。

 

 

◆現在の高血圧の基準

以下の場合は高血圧と診断されます。

 

・最高血圧が140mmHg以上

 

・最低血圧が90mmHg以上

 

 

また、高血圧には大きく分けると2種類あり、
二次性高血圧(原因がはっきりしている)と本態性高血圧(原因がよくわからない)です。

 

 

◆二次性高血圧

これは、異常となる原因自体が解消すれば、治る高血圧といわれています。
腎臓、心臓、血管、内分泌系の異常などが原因であらわれる高血圧です。

 

 

◆本態性高血圧

原因が不明の高血圧で、特に日本人に多く、高血圧の全体の80〜90%ほどにもなります。
遺伝的要因が大きく関わっており、生活習慣やストレス、運動不足も関係しています。

 

 

◆高血圧の合併症
@脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)

収縮期血圧(最高血圧)が10mmHg上昇すると、
脳卒中のリスクが男性で約20%、女性で約15%上昇します。
脳卒中は、運動障害や言語障害などの後遺症が必ず残ります。

 

A心疾患(心筋梗塞、狭心症など)

収縮期血圧(最高血圧)が10mmHg高くなると、
心筋梗塞や狭心症の危険度が約15%も上昇します。

 

B慢性腎臓病

慢性腎臓病が進行すると、夜間尿、むくみ、貧血、
倦怠感、息切れなどの症状が現れてきます。
さらに進行すると、腎不全となり透析治療が必要になります。

 

 

イミダゾールペプチドと高血圧の対策

この高血圧には、自律神経が大きく関わっています。

 

 

自律神経の乱れによって、交感神経が刺激され、
それによって血管の収縮が起こり、血圧が上昇してしまうのです。

 

 

この自律神経の乱れの原因は様々ですが、ストレスなどの精神的な要因や
生活習慣、疲労などによる肉体的な要因などによる自律神経の疲労が原因とされています。

 

 

イミダゾールペプチドは、自律神経の疲労に効果を発揮します。

 

 

抗酸化成分で有名なポリフェノールやビタミンCも
自律神経の疲労に効果があるとされていますが、
これらは摂取後数時間しか体内に存在できません。

 

 

そのため、自律神経中枢がのある脳にほとんど届きません。

 

 

つまり、効果があまり見込めないのです。

 

 

ところが、イミダゾールペプチドは、
これらの抗酸化成分に比べ、脳まで作用するとされています。

 

 

イミダゾールペプチドは体内へ吸収されると、
βアラニンとヒスチジンというアミノ酸に分解され、体の各部位において再合成されます。

 

 

この再合成を促す酵素が、脳と骨格筋に豊富に存在するのです。

 

 

つまり、吸収されたイミダゾールペプチドは、
脳や骨格筋において再合成され、そこで疲労の回復を行うのです。

 

 

イミダゾールペプチドは、脳の自律神経中枢において、
効率的に自律神経の疲労を回復してくれるのです。

 

 

このイミダゾールペプチドの働きにより、
自律神経の乱れからくる高血圧の改善や予防に効果・効能があります。